便秘で倦怠感に襲われる？

便秘が原因となることで、倦怠感・身体のだるさが引き起こされることがあります。

便秘と倦怠感は、どちらの場合も続くことによって、日常生活や仕事にも影響を及ぼしかねませんね。

便秘によって、出すはずの便が溜まることで、倦怠感やだるさにつながるのでしょうか？

ここでは、便秘と倦怠感との関係、その原因や対処法についてご説明します。

便秘によって倦怠感に襲われるようになる原因には、どのようなことがあるのでしょうか？

まず、慢性的な便秘になると、腹痛や腹部膨満感など、さまざまな不快症状でストレスがたまり、そのストレスが原因で自律神経が乱れます。

自律神経の乱れは、さまざまな症状を引き起こします。

たとえば、午前中で、まだまだ仕事をはじめたばかりなのに、すでに疲れているということもあるでしょう。

また、無気力になったり、眠りたいのに眠れなかったり、しっかり寝たはずなのに疲れが取れていないなど・・・

本当にいろいろな症状を引き起こしてしまうのが、自律神経の乱れなのです。

便秘によって自律神経が乱れることで、倦怠感・身体のだるさを引き起こしてしまいます。

また、この自律神経が乱れが、さらにひどい便秘の原因になるので悪循環になります。

病院で検査をしても、倦怠感・身体の不調の原因がわからず、向精神薬を服用しても症状が改善しない場合、便秘を解消することで解決につながることもあるようです。

便秘による倦怠感や、身体の不調を解消するためには、どのような対処法があるのでしょうか？

仕事をつめすぎたり、激しい運動をしていなくても疲れや倦怠感を感じているときは、腸からの危険信号がでている可能性があります。

もちろん、便秘もその一つの現れとも言えるでしょう。

無理をして、頑張りすぎると、今度は精神的に疲れてしまい、より倦怠感やだるさを感じる原因となります。

ここで重要なのは、便秘によるストレスやイライラ感が脳に伝わり、だるさや倦怠感・疲労感を体に与えないことです。

つまり、便秘を解消する必要があります。

そのためには、バランスのよい食事と、質のよい睡眠をとり、自律神経を整え便秘も倦怠感もともに改善しましょう。

具体的にあげるとすれば、暖かいココアを朝に１杯飲み、身体も温める。

これは、水溶性食物繊維も摂取でき、排便を促します。

また、夕食を就寝の3時間前までにすませ、胃腸をしっかり休ませることも有効です。

ぬるめのお風呂にゆっくりつかったり、就寝前はテレビやスマートフォン、強い照明などを避けるといった少しの意識で生活リズムをただし自律神経を整えることも大切です。

自分に合った便秘対策によって倦怠感やだるさを解消しましょう。